石川順一のお気に入りの歌一覧
コタロー
汗流し文句を云はれ仕事するそれでも給料入れば嬉し
10
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コタロー
ぐうたらな猫は餌食ひ眠りけりニャーの一聲すぐに撫でられ
6
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あゆか
ツバメの巣かつて我が家にあったとは祖母が見知らぬ方へ続ける
10
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あゆか
ばあちゃんと平和に暮らすキーワード 戦時中・つばめ・繰り返しだよ
15
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灰色猫
定員の三倍超えるボランティア集いし筑紫に献身を知る
25
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灰色猫
ときめいてふたり泳いだ夏の日の琵琶湖の浜はあの日のままで
20
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灰色猫
ひこぼしとおりひめ星を追いかけて君と探した夏の大三角
19
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灰色猫
君の声いまだに僕を支えてる運命だとか病に抗い
25
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灰色猫
天国の君へと宛てた下手くそな文字の手紙は崩れるほどに
28
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KEN
狂乱の酷暑を超えて午前二時虫の音混じる月光の中
11
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吉野 鮎
雷鳴や雨やむ夕べ涼風に堂珍風鈴清し音をゆる
10
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吉野 鮎
落雷の破裂線状山頂に篠突く雨は音飮み込みて
13
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吉野 鮎
雲天井這ひずる龍の吐く息の黄金に輝やくきざはし落とす
11
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中野美雄
死は何時も我が傍らに潛めども亦そのすがた顯さむとす
6
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中野美雄
病院の半纏木の葉はさやぎ「じゅうぶん生きた」と母は言ひ給ふ
7
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び わ
自分にはなにができるか問うてみたなにもうかばぬさてどうしよう
5
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小林道憲
去年の夏 こずえに啼きし郭公の 今年は啼かず 移りしならむ
7
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夕夏
ぜんこくのきおんじょうほうあてにならずやおんだんかげんぱつかどう
3
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詠み人知らず
愚か者 やっちまうのは常なれど 他人巻き込む罪ぞ哀しき
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詠み人知らず
慟哭を胸で潰して飲み込めば 眠れる負けん気呼び覚ましたり
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