夢士のお気に入りの歌一覧
みやこうまし
我が妻は何も存ぜぬ認知症 だから長生き卒寿を迎ふ
14
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まぽりん
満つるとも欠くるともなき夕月の雲居にのぼる赤き影かな
26
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速魚
柿の葉に赤色、黄色、塗って 秋は燃える準備始めたらしい
13
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酒野実
大嵐雲連れ去りて空澄みぬ輝きわたる十三夜月
5
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酒野実
隅々に青廣がりし大空にいよいよ高く鳥滑翔し
4
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詠み人知らず
人里の寂しくぽつんと佇んで紅葉むかゆる山の裾野に
5
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詠み人知らず
丹波栗 口の手前ではた止まり娘の爲にとすり鉢を出す
9
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みやこうまし
台風の去りて名残りのしぶり雨 京の時雨の初たよりかな
19
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都詩
同窓会の席にアルバム廻り来て皆それぞれに眼鏡取り出す
20
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詠み人知らず
季節風 四季おりおりの風の色 人には見えぬ自然の景色
3
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美津村
機械止り鉄鋳る人ら去りゆけば梁に野鳩のくぐみ鳴く声
8
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美津村
早苗田に群がる白鷺いっせいに首延べ空を見上げる時あり
6
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花梨
立山に嵐吹き去り紺碧に仰ぎみゆるは新雪の峰
8
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花梨
旅の先黒部の湖映は彩さへて吹き出す水に虹は産まれる
9
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都詩
一面の鏡の窓に空映しビル建ち並ぶワイキキ通り
11
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光源氏
秋風のゆくらゆくらに糸とんぼ軒端の猫と戯れてをり
12
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光源氏
君はまた夕告げ鳥に別れゆく絶え絶えゆらく秋の野薊
10
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詠み人知らず
宙に在る月の光を撃ち落とし 波に浮かべて寄せ来るを待つ
13
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光源氏
いづくにも秋は身にしむ難波津の舟の灯りが見えぬ時まで
8
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光源氏
たづね来る人の姿は見えねども音羽の山は色づきにけり
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