夢士のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
湖水にはさざ波ゆれて月ひかる哀しくゆれる小舟浮かべて
14
もっと見る
あかる
朝冷えに目覚めた朝はさえずりも祝うが如し九つの秋
4
もっと見る
只野ハル
軽やかにか細き腕がハンドルを切りて操る大型トラック
10
もっと見る
只野ハル
廃屋の跡の更地の草が伸び場当たり的に刈り取るを見る
9
もっと見る
紹益
夢なのか 現実なのか わからない 金木犀が 幽かに香る
18
もっと見る
へし切
夏過ぎて団扇でもめる永田町松島めぐり波風ぞ立つ
12
もっと見る
河のほとり
おぼめくや花すすきまた萩の花わが身も霧に誰か知るべき
9
もっと見る
へし切
日の本の不二の高嶺に雪の降る御山美し秋晴れの空
25
もっと見る
恣翁
交差点を往き交ふ車に よろよろと 嬲らるるごと残り蝶飛ぶ
20
もっと見る
恣翁
海と空の間の色濃き一線に 遊子の遠く 息衝けるかな
15
もっと見る
恣翁
翅破れ 弱りし蝉を掌に乗せて 狙へる鳥から守らむ
12
もっと見る
詠伝
錦模様脱ぎ捨て大雪山系は真綿の帽子を目深にかぶる
14
もっと見る
光源氏
行く舟のあはれはるかに消え失せぬ心の果てに夢を残して
17
もっと見る
紹益
嵐去り 青空高い 秋の日に 鋭く響く 百舌鳥の高鳴き
19
もっと見る
紹益
岸壁に 打ち寄せる波 激しくて 大船小舟 打ちつけられる
13
もっと見る
紹益
月見酒 君がこの場に いましせば 安い焼酎 天下の美酒に
16
もっと見る
都詩
教室に「荒城の月」の流れればガキ大将も目を閉じて聴く
13
もっと見る
紫草
豆菓子を音立て噛めば楽しかりだあれもいない夜に憩えば
30
もっと見る
みやこうまし
コスモスの揃いてはしゃぐ賑やかさ 独りで眺め羨ましけり
10
もっと見る
香月
溺れしも揺らぐ心の侘しさに虚しくあれどもま幸くあればと
4
もっと見る
[1]
<<
1281
|
1282
|
1283
|
1284
|
1285
|
1286
|
1287
|
1288
|
1289
|
1290
|
1291
>>
[1488]