夢士のお気に入りの歌一覧
つゆくさ
頼まれて 駅伝出たが 帰りには 忘れさられて お迎えもなく
8
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光源氏
秋の夜はすずろの神に誘はれてはかなき筆の跡をとどめん
17
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へし切
夢通ふ道に迷ひし秋の夜は鳴く虫の音もか細き声で
21
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速魚
枯れたとは見せかけだけぞ薄野は朝は銀色夕は金色
15
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速魚
コスモスの咲き乱れるる島たずね火宅のような花弁を探す
9
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河のほとり
行く末に身は夢となる心地して森静かなる夕霧の奧
16
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ながさき
見るもよし 見ざるもよしと ひたすらに 「心の財 積ませ給へ」
13
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紹益
霜が降り 北の国から 鶴が来て かすかに聞こゆ 冬の足音
19
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香月
暮れゆけば心僅かに震へども虚しく染まりし今日の雨音に
5
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みやこうまし
空を飛ぶ鳩の自由に憧れる 我にもあらな背中に翼を
19
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詠み人知らず
蛇口から迸る水にくらくらと 目眩かんじる冷たい朝に
11
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みなま
柔らかく奥深くまで入る陽になくしたはずのピン留め光る
14
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詠み人知らず
荒れ果てた廃屋暗く静もりて柿の木だけが精彩放つ
14
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恣翁
籬垣に 白々と咲く茶の花の向かふの空に 昼の月浮く
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詠み人知らず
シャガールの幻想的な色彩を真似てみたいな秋の装い
9
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詠み人知らず
赤玉が直線を成す国道は 止まれではなく 熟慮で進め
5
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香月
夢追へばいましかあらむこのときも繋ぎしこの手も離すまいとて
10
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片井俊二
朝刊に駅のホームに街角に眼差し向けるあの「黒き猫」
6
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紹益
華やかな 街の裏手の ふきだまり 酒で紛らす この世の憂さを
19
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光源氏
君待てど影さへ見えぬ飛鳥川あやなくけふや夢にまよひて
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