ひよこ豆のお気に入りの歌一覧
バロンマン
お社も木陰に憩う炎天の人影もなき狛犬の庭
13
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千映
タラタラと流れる汗の気持ちよさ生きてる証拠夏に乾杯
15
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滝川昌之
上書きのされぬ記憶が燻れば迎え火の中に過ぎし日求め
23
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横井 信
蒼を背に流れる雲の白きこと風鈴鳴らし風色揺らぐ
15
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横井 信
楽しみな休みの前の暑い夏要らぬ忠告いつまで続く
12
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灰色猫
反目し不肖な我を叱咤するそのひたむきな声を忘れず
40
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灰色猫
奇跡など起こりはしない焼き場にて儚き蝉のひたむきを聞く
57
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灰色猫
別れの儀つめたき父の頭なで花では足りぬ感謝があふれ
32
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灰色猫
亡き父の遺影の写真を探せどもいつでも父がシャッター役で
40
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横井 信
朝に雨 降り始めても蝉は鳴き傘はささずに歩き続けた
15
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夢士
手のひらの雨蛙見る孫の顔ぴょんと跳ね来てきゃっと逃げ行く
16
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幸子
力尽きし体はやすめ心をば歌詠む筆となして踊らせむ
12
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秋日好
捨て猫を拾っていいかと夫に訊く夢を見ていた微熱の中で
21
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詠み人知らず
汗の浮く肌の火照りを呼吸して宥むるこれこそ真夏のニーズ
11
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詠み人知らず
不器用なる愛情 汲めば死してなほ 浅しき僕を君は諭せり
18
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灰色猫
巡りゆく生々流転の輪のなかに父の命もありますように
27
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秋日好
見送りし君の心を舞い戻り支え続けるご尊父の志
18
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KEN
星ふたつ燈りつ消えつ闇の川濁る一夜の流れを憂ひ
12
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KEN
逝く人の知らせ聞く度寂しけれ輪廻悟れず夜の星を見る
19
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石川順一
落下せしポスターの上スズメ二羽穂を倒しつつ穂をついばめり
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