藍子のお気に入りの歌一覧
沙久
動かない水面にポタリ、インク落ち 君と私は出会ったのでしょう
21
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詠み人知らず
冷風の恩恵を受けゆったりと 新緑飛ばし 雲に追いつけ
20
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詠み人知らず
適量の不幸を抱え暮らすのは 視点次第で 仕合わせらしい
31
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詠み人知らず
躊躇せず深切心を振り撒けば 世の諍いは 流れて消える
26
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詠み人知らず
夕暮れの路地の匂いは玉葱が 母の願いに 応えたカタチ
23
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詠み人知らず
棄てられた自転車だけの人の数 ほんまウチらは 豊かなんやな
24
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矢車菊
観覧車、回転木馬、ティーカップ 思い出をつくるための、乗り物
20
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矢車菊
折りバラの襞に願ひをこめながら遠きあなたの初夏おもふ
28
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矢車菊
夏帽子かぶったままでふと眠るあなたの夢に口づけてみた
23
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矢車菊
絵本といふ短き夢を閉ぢる手のやさしさで編む歌物語
28
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恣翁
ジャガ芋の芽をも 思はず使ひてし女や 命の惜しくもあらむに
16
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恣翁
浅茅生の宿にし 雨の篠降るに 尼の手に などか糸鋸一式
18
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まあさ
痛みから 解放された お義父さんの 寝顔はとても 美しかった
22
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まあさ
たくさんは ないけど語れば いつだって 笑顔になれる 義父の思い出
27
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まあさ
数年に 一度のわりで 父の日と かぶってしまう 結婚記念日
23
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inosann
時の音は無味乾燥に耳にいる朝を迎えるただそれゆえに
21
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inosann
留まらぬ 娘夫婦の口論を「アハハ」と笑う義母の記憶は
24
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inosann
老いてなお運転する子に物申す大正生まれの気骨稜稜
24
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inosann
「疲れたから今日は簡単に」と妻の買う味付け肉と千切りキャベツ
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夢士
梅雨空や日射しキラキラ昼休み誘われ出でて街中を走る
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