ラベンダーのお気に入りの歌一覧
夢士
ひな孵る小さき命や鶉の子預かり置きて時を忘るる
20
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詠み人知らず
戦友と言ふべき 母を失いて 初めて見せし 男の涙
19
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へし切
鳴く蝉のいつしか声の変はりたるあはれ聞くとや秋の夕ぐれ
26
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吉野 鮎
緑陰の冷氣と妖氣充つ邊り瀧落つ音に響くひぐらし
23
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みやこうまし
妻逝きて引き出しの中空っぽに カタカタという音の悲しき
19
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inosann
意味持たぬ事に専念することも大事なんだと定年後の日々
22
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inosann
今日一日「あれもやりこれも」と言う吾に「お互い様よ」と返す妻あり
18
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まあさ
蝉たちの 恋の季節が 終わらない 遠慮しながら 飛ぶ赤とんぼ
23
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夢士
子嵐の去りて夕暮れ蝉しぐれ一息つきてうたのわの園
20
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林林
消えないであなたの心の灯よたとえ嵐が吹き荒めども
28
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月虹
笑うこと泣くこと腹を立てること君、何一つ恐るるなかれ
33
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秋日好
半分の芝生を刈って火を吹いたマシーン前に思考停止す
19
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ながさき
過酷なる 風雨に耐へて 二千年 命をつなぎ 岩盤に立つ
31
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詠み人知らず
花の色は うつりゆけるも 経るごとに 深き艶こそ 中ゆ匂はめ
21
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へし切
「おかえり」とお歌を読んで安堵する君がいないと少し淋しい
26
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へし切
いたづらに過ぐるひと日は味気なく今日を憂きとや三十一文字に
26
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詠み人知らず
泣きながらちぎる写真も無い今は冷たい文字の羅列を消去
7
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KEN
秋霖の濁りに紛れ男朗花落とす雫を聞く人も無く
14
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只野ハル
うとうとしスマホ落とせば痛いって言ったアプリにごめんと返す
19
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己利善慮鬼
「愛したい」「愛されたい」と言う二人だけど生きてる夜が違った
5
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