夢士のお気に入りの歌一覧
みなま
雨だねえおもわず言えば床暖の猫が振り向き欠伸鳴きする
11
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桜園
退院し料理つくればおいしいといいしかぞくのいてありがたき
17
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あかる
果たされぬままに終わったたわいなき約束は君「またいつかね」と
10
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詠み人知らず
鳥ゆらす枝より落ちる枯葉かなひらりひらりと吾にふりかかる
10
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つゆくさ
霜月の雨冷たくて 乗り込んだ車内が曇り 上着を羽織る
9
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つゆくさ
渋滞にならぬところで 我が里は 山ん中抜け 田舎道行く
7
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みん
あの時の「部屋でひっそり着けるかも」その冗談を思い出し泣く
5
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へし切
黄昏れてとぼとぼ歩む我が道の後ろ姿に夕時雨降る
22
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月虹
降り止まぬ窓の雫を指で追う君に繋がれ秋雨前線
26
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詠み人知らず
月影のうつれる紅葉、風に揺る木陰見入りて耳をそばだちぬ
6
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光源氏
隠りくの泊瀬の山のさびしさに今日もわななく宿の秋風
12
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光源氏
立ちつくす清けき秋の山の辺のいとど艶めく花の夕映え
18
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光源氏
み吉野の高城の山は色めきて心深しき月を待ちたる
19
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葵の助
藍色が溶け合う空を見た後でふたり眺める天井の星
4
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葵の助
母たちの路上駐車の天の川に呑まれるひかり保育園前
4
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折代架夜
研究の相談があると会いに行きデートの約束取り付けた僕
4
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折代架夜
少し高いお菓子を買って帰路につく 仮装の群れに逆行しながら
4
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折代架夜
正座して君の連絡待っているハチ公よりも不純な気持ちで
3
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へし切
惚れるとは好きも嫌いも受け入れて己が身を捨て守りぬくこと
22
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すばる
パラパラとページをめくるふりをして君の横顔見てる図書館
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