金木犀のお気に入りの歌一覧
沙久
この道をぶっ壊したっていいんじゃない 意地悪な時間への反抗だ
22
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沙久
あの人の香水思い出せなくて癖のある字を幾度もなぞる
20
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祈り花
亡き親の歳近くして漸くに老ゐる事への寂しみを知る
11
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万陽
「バイバイ」の動きを模したワイパーが二人の終わり 暗示している
14
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絮谷新
母だつたころを思ふか吾の犬よ眺むる先の空は夕燒け
20
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まあさ
前ばかり 見ずに時には 立ち止まり 後方確認 ゆっくり生きる
31
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リクシアナ
結氷のしたを流るる空知川しろき暦に時はうつろう
30
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石川順一
正信偈聞けば聞くほど懐かしい大寒なれば身に染むほどに
17
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萱斎院
梅の花たをりし枝の香のかげを いにしへ人も思ひいでむや
9
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詠み人知らず
忘れんとなだめし心さざめきぬ灰に赤らむ埋み火のごと
24
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inosann
時も過ぎ施設の母との別れ際「長生きするよ」と振り返り言う
25
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万陽
千切りが 百切りくらいの 幅なれど君が作った サラダがうれしい
20
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滝川昌之
酒といふ思ひもよらぬ陷穽にこの身落としてなほ醉ひを知る
6
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沙久
故郷ならいつもここにある「左胸」 鼓動と友の声がシンクロす
16
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吉野 鮎
睦月盡強き陽の射し裸樹の先の膨らみややに柔らぐ
7
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吉野 鮎
光ます空に春めくけはいして霞の雲のゆるり流るる
14
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己利善慮鬼
寒空に星の幾つが光ります古の父と眺めたような
8
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千映
頬かすめ知らん顔して去っていく風は昔のあなたに似てる
15
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まあさ
少しだけ遠回りして梅の香にふれる月イチ受診の後に
29
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リクシアナ
うたたねの窓につれなく冬の雨とけて虚しき白銀の夢
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