詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
横井 信
草香る稲刈り終えた水田に小鳥は集い楽しく踊る
12
もっと見る
夢士
里山に響く囃しの笛太鼓 子から孫へと引き継がれ行く
18
もっと見る
へし切
秋庭にむくげの花の咲きたるがこころ清しき空の青さよ
20
もっと見る
KEN
はたをりの音色も夜ごと細まりて沈む葛原月去ればなお
12
もっと見る
詠み人知らず
一見は取っつきにくくも 語らえば 枯淡な人に滲む優しさ
15
もっと見る
石川順一
軍手まで嵌めて蚊避けの準備する幼虫たちが我を迎える
15
もっと見る
コタロー
滿天の星空のみの空間に太古の智慧の星座が宿る
8
もっと見る
コタロー
歸り路安永餠を一箇買ひ旅の思ひ出美味で終はらす
10
もっと見る
藍子
香り立ち琥珀色したアメリカン心に沁みる朝の一時
22
もっと見る
石川順一
柿熟れて落ちるも落ちぬも自然かなシークァーサーの果実も落ちて
15
もっと見る
横井 信
秋風の迷い込んでる電車乗り彼岸花咲く川辺を過ぎる
16
もっと見る
夢士
小雨降る秋の夜長の村祭山車に引かれて虫の音聞きて
18
もっと見る
夢士
秋の陽の暮れて里山秋祭りピーヒャラトンと夜の更けるまで
13
もっと見る
KEN
つれづれと殘す思ひに玉箒つゆに潤みてとき告ぐるかな
20
もっと見る
コタロー
群がつて畑の上を赤とんぼ宇宙飛ぶことを樂しんでゐる
8
もっと見る
滝川昌之
転調でマイナーコードに変わるから夏から秋はせつないんだね
25
もっと見る
コタロー
一疋の飛蝗が壁に張り附ゐて跳ねて逃げ去る樣子窺ふ
7
もっと見る
バロンマン
紅葉せず秋に落葉する樹木 我が髪なでて仲間と認む
14
もっと見る
バロンマン
大雨にも強風にも耐えた花桃の実がふくふくと丸い
15
もっと見る
横井 信
葉に落ちた雨の雫を指先でそっと弾いて駅へと向かう
18
もっと見る
[1]
<<
121
|
122
|
123
|
124
|
125
|
126
|
127
|
128
|
129
|
130
|
131
>>
[159]