ラベンダーのお気に入りの歌一覧
新座の迷い人
走然に 酒を飲みつつ 過ぎし日の 今は懐かし 若きロマンス
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真雪
道端のカエルの骸の花束の 優しさそっと拡散されてく
5
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みやこうまし
過ぎてゆく日々の速さの老い時計 残り五年で九十を越す
16
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紫草
抗いの防具のような髭を剃り今朝の息子は青年らしき
21
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石川順一
お菓子食べ昼餉を済まし飴舐める咳止め飴は必要である
14
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詠み人知らず
星にさえ成れぬ身ならば目を閉じてつかず離れぬ影になりたい
6
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滝川昌之
お散歩のステップ軽いワンちゃんの鼻にクンクン秋は風から
21
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真雪
忘れられがちな31日目 八月だけは増す存在感
5
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関山里桜
でたらめな歌に今宵のうっぷんを託しベッドで大あくび一つ
8
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真雪
耳元で あばよと囁き 駆け抜けた 八月三十一日の風
4
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へし切
年ふれば忘れさりきと思ひしになほ立ち返る君が面影
26
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ながさき
退院を 祝う歌あり 目出度しや 君の勝利を 歌で飾らむ
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滝川昌之
昼間には蝉が転がる庭で夜 コオロギたちが弾くレクイエム
26
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詠み人知らず
太き眉細く整え今時の高校男子は大人になりぬ
24
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灰色猫
君の名を遥か前世で探したよ何光年でも君を歌って
23
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まあさ
雨上がり 透きとおる虫の 歌声と 小さな秋の 足音を聴く
24
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抽信抄
小三の娘真顔で求めしは関西弁の使用許可なり
7
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kingface
処暑の声聞こゆる朝は筆持ちて小さき秋や探し行かまし
10
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石川順一
お薬の使用期限は三年後まだまだ服用できると気付く
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石川順一
ベランダで揚羽を撮れば油蝉死骸転がる地面に気付く
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