詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
横井 信
柔らかく空に広がるうろこ雲静かな朝に長袖を着る
15
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朝露
虫の声聞きつつ眠る秋の夜にポツポポツと雨音混じる
7
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千映
カツカレー食む君の顔想像し上弦の月といっしょに歩く
14
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千映
おかっぱの白髪染め終え母の顔「お見合いするかな」出るジョーク
8
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ひよこ豆
温かな命の重みどっしりと膝に感じて身動きとれず
17
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へし切
秋されば 尾花葛花 女郎花 色もちくさにきそふ野の花
21
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石川順一
草原の上に多くの蜻蛉飛ぶエサがあるのか風のまにまに
14
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滝川昌之
秋の野に何を手向ける曼珠沙華ギフトリボンの結び目と咲き
22
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吉野 鮎
水平線ひかりの帶は解かれて上りつつ月 さんごに目覺めを
17
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吉野 鮎
ふりむけば岬最果て空海の帷裂きゆく三日月の尖
17
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KEN
病む思ひ紅さし指で亂れ書く文の如くに風に朱の花
16
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石川順一
彼岸花さらに豪華な花となり株の多さも気に成らぬかな
12
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石川順一
マキを割る蕎麦屋が見えて来たところどっさり養分吸って居る木々
13
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滝川昌之
シャリシャリと果汁の絡む食感に僕らは秋をもいで味わう
19
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ひよこ豆
路の端 信号待ちの目を引くはイチョウの樹より落ちてる銀杏
15
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ひよこ豆
照れつつも笑顔をきりり輝かせ家庭を持つと末の子の言う
19
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ひよこ豆
艶やかなふっくら生栗見つめつつ右手を想いフッとため息
19
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コタロー
旅先の腹拵へに味噌カツを揚げたてのままガブリと食べた
5
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へし切
陽に透ける白き芙蓉の花びらを秋津の羽にかさねてぞみる
25
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滝川昌之
春の日は名所と呼ばれ花筏 秋「目黒川」にサンマの煙り
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