煩悩のお気に入りの歌一覧
灰色猫
ふたりして秋の渚を歩みゆく冷たい砂も気持ちいいねと
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灰色猫
湧きたての入道雲をほうばって君は真夏を味方につける
20
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灰色猫
戯れるベッドのなかの永遠に飽きたら夏を迎えにゆこうよ
13
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灰色猫
もう今夜ふたりの世界に逃げ込んで誓いとともに獣になろう
14
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滝川昌之
僕たちは「村上春樹」に純愛を「重松清」に友を学んだ
18
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滝川昌之
僕たちは「ボブディラン」から文学を「ミックジャガー」に色気を学んだ
17
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灰色猫
盟約のキスをかわしたその夜にあなたは国旗をゆっくりと脱ぐ
14
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へし切
吾は知る 人の弱きを「漱石」に 「小林秀雄」に人の無常を
22
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へし切
寒気下り山の猿もふるへたる身をすり寄せて耐ゆる冬の日
17
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へし切
あとがきで纏め綴った感想文 狡したことは今も消えない
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滝川昌之
探梅へ背を押すごとく穏やかな霜の降りない大寒の朝
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灰色猫
どうしても恋をするからどうしても夢中になるから傷だらけでいい
18
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灰色猫
雨音を必要とする世界へと浅き眠りにショパンの指を
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灰色猫
星空に召されなかった生命はマリンスノーの銀河世界に
15
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灰色猫
ビー玉を集めていたの彩りのあふれる涙を求めていたの
13
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灰色猫
いじめから逃げた僕には言葉なき悲しみ深き君の傷跡
22
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石川順一
夕暮れにスナック菓子のむぎぽんの材料小麦、砂糖、食塩
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滝川昌之
黒板に消しても残る筆圧で伝えたかった学び舎の恋
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へし切
楯並めて稲佐の山の照る月に鶴の港は光をまとふ
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詠み人知らず
良く生きていられたね そう言いし 友 誰からも責めの無い喜怒哀楽
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