金木犀のお気に入りの歌一覧
恣翁
薄墨の 這ふがに低く立ち籠めて 見る間に 夕べ 夜色帯びけり
19
もっと見る
絮谷新
邯鄲の夢より醒むる昼つ方廻る時の葉脈は透けて
18
もっと見る
まあさ
風花のなか夫喜々と持ち帰る 復帰後初の給与明細
25
もっと見る
このえ
ゆかしくもけふを限り果てにけり 聞きしに勝る宵の月かな
12
もっと見る
滝川昌之
このレジが一番早く進むわと 見極める妻カート押す俺
13
もっと見る
滝川昌之
猫よけの隙間に植えた魚柳梅 可憐な紅に猫がうかれる
12
もっと見る
藍子
辛いこと忘れる為に針を持つパッチワークのパーツ繋げて
18
もっと見る
西村 由佳里
とつとつとみそひともじを詠みながらどきどきどきと時を見つめる
12
もっと見る
万陽
憂いの日 ほうじ茶ラテを啜りつつため息ひとつ 夕食の支度す
14
もっと見る
葱りんと
ポタポタと ツララの先から その雫 春待ち指折る カウントダウン
25
もっと見る
梔子
月白し 牡丹も白し 我哀し 月も花も 君ありてこそ
10
もっと見る
詠み人知らず
いにしえの物語の扉開きぬ平安絵巻の世界に浸れり
11
もっと見る
詠み人知らず
お猿にもわかる辞書はどこですか? 辞書も指南書も説明ムズい
13
もっと見る
詠み人知らず
歌い給へ 汝の喜びも苦しびも 言の葉にして飛ばしたけれ
14
もっと見る
詠み人知らず
波あれど笑い忘れじ長閑やかに生きて激しく萌え尽きたし
22
もっと見る
絮谷新
うつせ貝含めば聞こゆ磯の香のうすくれなゐにその身を染みて
15
もっと見る
萱斎院
あけぼのに枯れ木の影の冴えにけり たのめし夢はかすみ籠むれど
15
もっと見る
絮谷新
家々を覆ひて流るる叢雲の底ひの翳は重しとなりや
14
もっと見る
高松 蓮
いまどきの 幼稚園児も するのかと 少し安堵す 花いちもんめ
14
もっと見る
西村 由佳里
あたたかな陽気にちょっと勘違いるりるり咲いた白い梅の木
10
もっと見る
[1]
<<
120
|
121
|
122
|
123
|
124
|
125
|
126
|
127
|
128
|
129
|
130
>>
[142]