夢士のお気に入りの歌一覧
河のほとり
しづかなる杜のけしきの神さびてとほき昔ぞ思ひやらるる
13
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詠み人知らず
護摩木投げ炎が高く燃えたぎり真言唱ふ明王のごと
4
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紹益
弓張の 月を仰ぎて 憶うのは 矢を番えたる 君の眼差し
20
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月虹
ボリュームを絞るステレオそれなのにやけに心に染み入るショパン
61
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詠み人知らず
ふと見ればふいに咲きたる花のありいつもの道が暖かくなり
4
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美津村
坂の上の月をめがけて上りゆく道の家々に新聞置きつつ
6
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ながさき
風が吹く 筑波おろしの 風が吹く 草木の目覚め 促すように
17
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詠み人知らず
岩肌の高き上より落つる滝白き衣の女子の打たれぬ
7
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河のほとり
春浅み冴ゆるばかりぞ早も咲く花あらぬかとまよふ野山は
11
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詠み人知らず
風あれど光りまぶしい冬晴れにつやつや林檎提げて帰りぬ
21
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詠み人知らず
ビル街をカラスの群れて空を舞ふ企業戦士の死臭かぐごと
3
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半格斎
雪闇に流れ消えゆく篠笛の音色哀しや琴線に沁む
11
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ふきのとう
春めいて犬を散歩に連れ出せば青き空には白雲うかぶ
10
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矢車菊
ひとつぶの光を共有するために一番星をきみにおしえる
12
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矢車菊
遠い日の風を瞳に秘めたまま振り向くきみは大人になった
10
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矢車菊
あらわれてやがてしずかに消えてゆく雲はさよならの文字のごとくに
16
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月虹
頑張って戦う君の麗しき姿をそっと遠く見守る
27
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ながさき
鳥の声 絶えて久しき 山里に ただしんしんと 氷雨のみ降る
26
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月虹
君からの言葉は強く羽ばたける翼となって夜空も超える
27
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詠み人知らず
巌より雲を見下ろす荒鷲の羽白銀に夕霜そ置く
7
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