ひよこ豆のお気に入りの歌一覧
秋日好
小刻みに脳が揺れてる昼下がり意識半分想い半分
16
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詠み人知らず
この腕を生涯かけて極めむと 職人気質に引退ぞなき
14
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詠み人知らず
向き合ひて二時間あまり アイスティー 氷とけても疑いとけず
20
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詠み人知らず
シックなる店の賑はひ ひと月ももたずて 今や寂寞の鬱
9
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千映
初デイト嫌な思い出映画館「日本で一番長い日」なんて
6
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只野ハル
海の日の海なし県の昼下がり盥に浮かべたポンポン蒸気
6
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只野ハル
エアコンを止め被災地のニュース見る室内なのに汗が流れる
8
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千映
気休めに降る雨疎まし花達にめぐみの雨はまた日延べかな
7
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千映
人の目を気にせず水の補給する激暑乗り切る手だては一つ
9
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千映
こんこんと湧く湧き水に口付けて自然豊かな日本飲みこむ
10
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幸子
青き柿身も固けれど猛暑耐へ情熱の色蓄へつあり
21
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藍子
人間は二千五百万年後きっと会えると信じて歩もう
16
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藍子
結婚も30年でははまらないこっそり盗む夫の指輪
13
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藍子
熱風を撒き散らしながら回ってる気分は涼しい扇風機さま
16
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松本直哉
なつゆかたはなやかに着て子は出でぬ「痴漢にあふな」「わかつてるわよ」
6
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滝川昌之
炎天下 憩うもの無き公園でやぐらは手際よく組まれゆき
26
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ななかまど
涼風にすまし顔して朝顔は夏をもらいてするりと伸びる
13
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可不可
山よりも海派だけど 人魚より不細工 でも自分の脚すき
8
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KEN
捨てられて愛を無くして餓えて病み暑さの中で死を待つ子猫
12
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幸子
うっかりと窓際にいたら喉渇き車内で失礼水分補給
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