富鴨のお気に入りの歌一覧
前田沙耶子
傷付きたくないだけなのにそれなのにそのためだけの日々だったのに
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前田沙耶子
カルピスに氷を入れて最初から冷えてたんだと言い聞かす、虚無
5
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前田沙耶子
惑星に朝は来ないと気付く夜の無重力への飛び降り自殺
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前田沙耶子
叙情するセカイトカゲの足跡をなぞった指に付着した銀
10
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前田沙耶子
信号が紫色に輝いた 少し迷って夜へと飛んだ
11
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前田沙耶子
ものすごく傷付いていることはわかるのにどうして傷付いているかがわからない
11
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詠み人知らず
雨音が車のワイパー滑らせて君の呟き車窓に消した
14
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秋日好
延命の水とスイッチバック後に山を下れば祖母の笑顔が
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夢士
空の青冬の陽まぶし昼下がりシニア集いてピッチを走る
14
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己利善慮鬼
月さえも今宵ばかりは眠るかな在らむ希望に胸膨らませ
6
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己利善慮鬼
色褪せた本を開けば匂い立つ花鳥諷詠祖父の温もり
9
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己利善慮鬼
終わりゆく年を掃除す純白の服を飾って雪待ちの人
5
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己利善慮鬼
「寒いとね声もホントに凍るのよ」高まる冬に澄み渡る母
2
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己利善慮鬼
月影の積もりし霜に白みける街は往く年人は来る年
2
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己利善慮鬼
憂きよりも重く垂れ込め伏す雲の零した雪に舞い上がる鳥
4
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己利善慮鬼
遠き日の夏は過ぎ往き高き陽の翳ろうとして君の手を取る
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己利善慮鬼
雪に立つ花の健気さ雪に散る花の儚さ抱き締める君
6
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露華
星降る夜 白い吐息が はづんでる 凛と冷たい空氣の中を
6
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露華
この世では 會へないものと覺悟きめ心凍らせ 明日へとむかふ
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詠み人知らず
北風に頬を殴られ気が付いた同じ思いでみんな生きてる
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