夢士のお気に入りの歌一覧
都詩
群青の海に染まずに点々と波とらえゆくサーファーの群れ
16
もっと見る
詠み人知らず
さざ波の川面に透ける川魚黒き影すら光にひたる
5
もっと見る
恵
ありがとう雪解け水が流るるを貴方の歌でふと気づく春
14
もっと見る
桜園
元気印叔母が笑ってくれし花薄紅色のぱっとサイネリア
15
もっと見る
やひろ
君がうた 今ごろ誰にか囁かむ 見えぬ声だに幾許ゆかしき
11
もっと見る
みなま
節分を待たず詣でる北野社の古老の梅に雪は降りつつ
13
もっと見る
只野ハル
葉牡丹の隣の畝に葉の花が咲き始めてる寒風の午後
11
もっと見る
ながさき
蒼天に 月冴え冴えと 冴えわたり 野山を照らす 明日は如月
20
もっと見る
月虹
僕がまだ はらぺこあおむしだったころ夢を食べてる毎日でした
27
もっと見る
やひろ
文机に忘れられたる唇濡らし 僕を悪ゐと、きみは言ふかな
12
もっと見る
へし切
春來ぬと梅の蕾のほころびて梢さはがしうぐひすのこゑ
24
もっと見る
芳立
むなしとて詠ひやまじなことの葉の朽ちてぞ土にみどり萌ゆべき
8
もっと見る
詠み人知らず
船頭の川に竿さし下りしが川歌のありしぶきのかかり
3
もっと見る
詠み人知らず
モンローの写真の張られジャズのなるタバコで煙るバーが懐かし
5
もっと見る
風花
炭酸泉ビーズの泡がまとわりつく ラムネ気分で露天風呂の午後
8
もっと見る
浅草大将
ふた千とせ七もも歳にさかゆける国の道をも我は越ゆべき
12
もっと見る
己利善慮鬼
色褪せた写真の中の日溜まりに残る温もりやっと気付いた
3
もっと見る
ながさき
悠久の 生命の源 尋ぬれば 宇宙に満つる 不思議なリズム
16
もっと見る
成瀬山水
踏みそうでそっと通った霜柱もたれて眠る雪ん子の顔
6
もっと見る
やひろ
後ろ髪ひかれる心地 君が背に 降るてのひらよ 紅葉する胸
5
もっと見る
[1]
<<
1231
|
1232
|
1233
|
1234
|
1235
|
1236
|
1237
|
1238
|
1239
|
1240
|
1241
>>
[1488]