夢士のお気に入りの歌一覧
由縁
たまさかに豆まきすれば亡父は病み 以来ご法度実家のきまり
4
もっと見る
風花
飲み込んだ言葉が喉を塞ぐ朝 お茶淹れる音殊更響く
12
もっと見る
芳立
春立ちぬ色なき風のふる枝に絵筆をいかにいざふるふべき
7
もっと見る
西村 由佳里
すずらんがりろりろりんと揺れながら梅の蕾よ開けと歌う
6
もっと見る
恣翁
春の夢 暫し微睡み 江南の路 幾千里歩み尽くしつ
12
もっと見る
河のほとり
まどろみに昔の春を見し夢の覚むるも知らぬ花の香ぞする
11
もっと見る
成瀬山水
あの日見た藤のかおりの風そよぐ遠くのきみへ便りをたくす
7
もっと見る
浅草大将
望月を奢らばおごれ三日月は今ぬばたまのヨルダンに照る
12
もっと見る
へし切
季節めぐり 春来たりなば生意満つ 草木は芽吹く 東風よ な凪ぎそ
13
もっと見る
詠み人知らず
天命を全うすれば死は眠り なんなら明朝起きてもいいね
9
もっと見る
へし切
野に咲ける花は花とし尊しも切りて生かさる花もまたある
23
もっと見る
みなま
雪のあさ水仙ひらく 綿帽子かぶるひとのよう少しうつむく
8
もっと見る
芳立
寝ねがてに窓よりみれば燃えながら赤きシグナル凍つる夜かも
6
もっと見る
秋日好
個々人の日々の努力が培った文化の薫る国の底力
11
もっと見る
詠伝
久方の陽光僅かに弥増されば贄にならむと此の身の疼く
11
もっと見る
ながさき
妙法は 生命の讃歌 果てしなく 広がる宇宙へ 想いを馳せて
14
もっと見る
詠み人知らず
今はもう、甘くて酸っぱい柚子のジャム喜ぶ人のいない食卓
15
もっと見る
ふきのとう
はらはらとまつ毛にかかる淡雪のかろき冷たさに空をみあげる
19
もっと見る
成瀬山水
桐の箱母の縁まで切り取ったへその緒のこと今でもおもう
4
もっと見る
芳立
窓の外はから風ながら湯浴みせり西のいくさ場とほき国にて
4
もっと見る
[1]
<<
1229
|
1230
|
1231
|
1232
|
1233
|
1234
|
1235
|
1236
|
1237
|
1238
|
1239
>>
[1488]