夢士のお気に入りの歌一覧
秋日好
同温度決めてはいても節分後突然動く植物の芽
8
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小林道憲
春立つといえどもいまだ消えがたき雪の下なる土のぬくもり
15
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詠み人知らず
冬陽さす窓にうたた寝する母の膝に食べ掛けみかんが残る
23
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恣翁
西日射す庇に 夏の忘れ物 錆びし風鈴 寒々と在り
28
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みなま
春立つと名ばかりながらテーブルのほこりきらめく光の春に
17
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ふきのとう
春の日に梅の蕾はふくらみて紅色の開花待ちおり
10
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詠み人知らず
神様は国や民族それぞれの表情なれどひとつの顔ぞ
5
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詠み人知らず
吾の肩を君の小さな手が叩く 仕合せすぎて とろけた記憶
12
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只野ハル
また今日も代わり映えせぬ一日に昨日と同じ自分が沈む
21
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へし切
しらけたる霜降るとしの心映へ明日はなきと今日を生きゆく
18
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デラモルテ
新年を待たず迎へし立春のおぼろに霞む淡き望月
9
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月虹
抱きしめてしまいたくなる冬空の伊吹下ろしを言い訳にして
73
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桜園
節分祭賑わうお寺の壇上から豆がまかれる楽しみのとき
16
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芳立
忌まはしな紛ひの国は名も立たでただ椅子椅子にすわりしづまれ
6
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愚と楽
むすめらが ひねくりまわす 本命チョコ わしの義理チョコ いちばんうまい
7
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只野ハル
節分に恵方巻きなく豆のなくいつもと同じ夕食を摂る
12
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只野ハル
希薄な時間が流れて過ぎるのをぼんやり見るより外になく
7
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矢車菊
空の果てにまた空がある 人生は迷いばかりの道を行くこと
9
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ながさき
忘れない 貴方の想い 永遠に 世界の同志と 手を携えて
15
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詠み人知らず
春来れどなほ白雪のふる年を隔てもあへず立つ霞かな
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