夢士のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
うまみには地や海からの恵みありいにしえからの和の食に棲み
4
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詠み人知らず
六角の結晶のまま広がりてゆっくり落ちて雪の降るかな
3
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みなま
ひとの苦も光はつつみまた違う道もあるさとそれとなく言う
7
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月虹
星は生まれ星は消えゆく青空の向こう側にも見えぬ生命
27
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成瀬山水
昼むかえ雪の代わりの除雪剤パキリパキリと冬の街音
5
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秋日好
つくしの子母とも姉とも知らずして都の春にそっと顔だす
8
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矢車菊
思い出を手放すように種を蒔くぼくらに春が訪れるように
8
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河のほとり
なかなかに過ぎし心のむなしくて変はらぬ花の香こそにほへれ
14
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ふきのとう
いずこからか弱き声の聞こえくる子猫の哀れこの寒空に
17
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片井俊二
北風が連れ去ってゆく君の声 春になったら戻っておいで
5
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風花
去り際を燃え尽くさんと惜しむ陽よ 溢れた色を山に垂らして
10
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半格斎
風も絶え雪の舞ひ散ることも絶え 音無き世界に吾たたずまむ
8
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美津村
投げ返すやうに返され退きさがる試読紙さへも見てはもらへず
7
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美津村
子規に向けて光りたりしはどの星か星空見上げて新聞配る
4
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へし切
枯れ果つる野辺に霜おく道行けば春待ち顔につくしもふるへ
18
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やひろ
少年の頬は緋色に染まりおり 母のビンタと貸した雨傘
4
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月虹
絆とは数多奇跡の塗りあわせ夜の向こうへ掛かる月虹
27
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芳立
うらみもて報ゆまじとて御仏の教へは聞けどやまぬ心は
11
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月虹
歌の和が広がる波打ち際に在りその煌めきの美しきこと
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詠み人知らず
真四角を半分にして三角に忘れて折れぬ鶴がなつかし
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