夢士のお気に入りの歌一覧
へし切
哀しみの涙に暮れる憂き世にもひとしく花はこころに咲ける
17
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詠み人知らず
渡り蝶好みの花が咲く地まで海も山もと風にも向かふ
5
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秋日好
便りには歌の翼を借りようか雪も命も儚きものなら
16
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詠み人知らず
吉野山雪の衣の消ぬが上に霞たち着る春は来にけり
7
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秋日好
色づいた淑女と呼ばれる蝶々は海峡渡り来 皐月に踊る
10
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芳立
変はらずな梅の立ち枝につぼみしてたのむこころは神々の世に
5
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浅草大将
民ぐさが高嶺おろしに倒されてとても仰げぬたかちほの峰
7
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浅草大将
人の世の淀のよどみは絶えずとも神代ながらの言のはしばし
4
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詠み人知らず
道路脇よごれた雪の壁の立つ 純白のまま溶けたかったと
21
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片井俊二
やわらかき冬の西日につつまれて冷たき風にゆれる菜の花
5
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月虹
会うまでの時間は淡く輝いた陰りの月の優しさに似る
27
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月虹
命には続きがあるということを母の命日間近に想ふ
25
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紹益
ぬくもりを 分けて下さい 少しだけ 凍えてしまう 心と体
15
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詠み人知らず
満月がついて来るよと母に告げ 理路整然と原理を習い
12
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富鴨
常闇に照る望月は微笑みてわれ雲になり君に寄り添ふ
12
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へし切
たそがれて頭に霜ふる齢とてつれなく過ぎる時を恨みて
17
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詠み人知らず
ほろほろと街はしぐれて泪雨せめて灯せよ春咲く愛を
16
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詠み人知らず
我は我汝は汝なればこそ天地はひとつされど違いぬ
3
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詠み人知らず
混じり気のなき色なぞはあらねども誰が見れども青といふ海ぞ
2
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浅草大将
廃れにしこの一筋を辿りつつ誰がしきしまの道かとぞ思ふ
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