夢士のお気に入りの歌一覧
へし切
老いぬれば面影愛し亡き人の忘らるまじき水茎の跡
18
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風花
咲き初めの梅の香りに誘われて止まり来た百舌鳥枝でくつろぐ
13
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すばる
久しぶり休日デート誘われて跳ねる足取り揺れるスカート
22
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へし切
名も知らぬ見る人もなき雑草の凛と花咲くいのち尊し
24
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ながさき
大海は 河川の流れ 受け入れて 押し返さずに 全てを包む
17
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ながさき
鳥籠の 小鳥が啼けば 外の鳥 集まり来たりて ともに囀る
20
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己利善慮鬼
片歌の君は千鳥の鳴く頃に出逢えるだろう連れ立つ歌に
3
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ふきのとう
時おりに陽の差し込める凍て空に北風の音のむなしさ響く
11
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詠み人知らず
一面の白を区切った畦道を 背筋きりりの農夫が歩く
16
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へし切
もののふの覚悟を見たり散り椿 名残りを花の色によそへて
22
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己利善慮鬼
水鳥も枯れて氷の泉には濁りなき雲立つこそ映れ
3
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へし切
むらさきの雲路いざなふそよ風に吹かれてゆかむ敷島の道
16
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詠み人知らず
海峡にひとつふたつと渦の巻き神話に出でし淡路の見えゆ
6
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西村 由佳里
はてしなく回り続けるこの地球のこの庭に咲く薔薇の花びら
13
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恣翁
涸れ切りし涙に 双の瞼の醜く腫れて 眉目色褪す
12
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只野ハル
荒れ庭の無茶振りの梅咲き始む施肥もせぬ故実にならずとも
9
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ながさき
房州の 天津小湊 鯛ノ浦 生誕の地は 静かな漁村
14
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へし切
妻みとりこころの空となりし日々華やぐ春をいかで過ごさむ
29
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芳立
また春を思ふ乙女はよそながら憂へのふゆを追ひかぬる身は
5
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詠み人知らず
井戸のある古き家には池のあり椿の散りて極楽の池
4
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