秋日好のお気に入りの歌一覧
もなca
とりどりに紫陽花の咲く垣根越し傘さす子らが一列にゆく
37
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ながさき
雨降れば 故郷想い 風吹けば 友は如何にと 心は揺れる
37
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浅草大将
よろづ葉の茂るもとゐを尋ぬればひとの心根たね一つなり
16
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只野ハル
残されし詠み人知らずの歌を読み歌人の名前浮かばず寂し
18
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成瀬山水
砂浜を裸足でかける甥っ子は思いを寄せた面影を継ぐ
13
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咲草
君くれた金魚の泳ぐ風鈴は祭りの夜を閉ぢ込めたやう
13
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芳立
まだ梅雨に入らぬものからあぢさゐの碧ぞ空より深くなりぬる
15
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香月
奥山のさやかに流れし君が香の手にし侍りて掴むことなき
5
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香月
流れ行く刻の虚しき面影の翳ゆく想ひも露と消へゆく
6
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恣翁
古臭き時代の埃 冠りたる歌への拍手 ありがたきかな
27
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片井俊二
涼風は銀杏並木のさみどりの色に染まりてこころをゆらす
14
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詠み人知らず
まだ夏の光りを持たぬ風が吹く囁くように惑わすように
27
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月虹
夏風邪をひいて頭はぼんやりで君のことだけ浮かぶ夜です
281
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へし切
あじさいの雨に艶めく花の色名残りをひとの胸にとどめて
34
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潮月繁樹
新緑を屋根とし白き泡の巣で命を繋ぐモリアオガエル
17
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咲草
草染めの思ひの色の出難きは我と重なり愛しものなり
14
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咲草
紫陽花の蕾と見紛ふ雨蛙色附かずとも梅雨の涼しさ
13
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詠み人知らず
開かれたさんまの銀の背の裏にしっとりとした厚き身があり
13
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詠み人知らず
顔がみな隠れるほどに口をあけ子ツバメがまつ口移しかな
19
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あまおう
二個前の 恋に似ている 降りかたで 雨は夜半に 激しくなった
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