秋日好のお気に入りの歌一覧
恣翁
スリッパを通した床の感触の 冷たく頭に沁み透りけり
15
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恣翁
直接のかかわり絶ちし東京を 颯爽と行く 吾は異邦人
24
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へし切
暮れがたき夏の夕べはもの悲し 問へど応へのなき日暮らしに
35
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潮月繁樹
山椒の葉に寄り添いて時を待ち羽鮮やかに揚羽となりぬ
26
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詠み人知らず
父の日に父と過ごせる記憶無く父の寂しさ今さら思う
25
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月虹
雨の朝密かな夢が降りてくるいつかふたりで傘はひとつで
63
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林林
身に起こる千万のことに前向きなお心、経験、尽力映す
14
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あまおう
一歩ずつ 確かめながら 御老人 あじさい寺は 賑わい盛り
27
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あまおう
クールビズ 奥さんのいる アイツには 負けないように せっせとアイロン
24
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あまおう
曇り空 儀式のような洗濯が 終わりましたよ 男の休日
29
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みなま
心変わりしたわけじゃない なんとなく 繭を紡いで篭ってるだけ
12
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詠み人知らず
手を回す森の鎮守の大木に どうか私を見守りたまへ
22
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林林
その疑問真の育ちの芽となりぬ逃さぬように心受け止め
25
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へし切
生きゆくは涙を数ふものなれや避らぬ別れのつのる悲しび
32
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夢士
グミの木に赤き実つきて子らの待つヒヨ飛び来たり子の夢奪う
17
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潮月繁樹
朝霧に秒を刻みし雨音は夢見るなかれと我を鞭打つ
17
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潮月繁樹
好きという 疑心暗鬼の 菌宿し 激しく黴が 増殖開始
4
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林林
部屋の北 壁の結露は待ったなし黴と我との縄張り争い
2
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みなま
失礼ね、あたしがいなきゃはじまらない カマンベールに咲く黴の花
2
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林林
探し物棚の上から順番に、亡母との交換ノートだ、読まない。
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