詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
吉野 鮎
いま一人淨土具現の寺を訪ふ 曼珠沙華炎ゆ汝と愛でしままに
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吉野 鮎
聞こへくる鼓笛隊の音子らの聲晴れたらいいね キミ主役の日
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横井 信
水滴のぽとりとあたり見上げれば二羽のスズメのさえずり残る
11
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石川順一
ミントの葉白く花咲き萎れたり水に浸かれば回復したり
12
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恣翁
蟋蟀の 切れ切れな音に 新たしき卒塔婆ゆ 翳りし目を逸らしけり
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恣翁
香を薫く 先祖の墓の花立ての 真紅の鶏頭 目に染むらしも
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夢士
軒を打つ雨音激し葉月の夜虫の音途絶え窓辺に一人
14
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横井 信
秋の夜を明るく照らす月光にススキは揺れて雲を手招く
14
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コタロー
朝日浴び鎌で威嚇の蟷螂が歸りの道で蹈まれてをりぬ
8
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コタロー
雨降つてのろのろ動く蝸牛迷ふ姿は我にそつくり
4
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コタロー
夕闇に愛情受ける小型犬螢光色の服着て散歩
6
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コタロー
誰一人生徒のゐない夜の校舎職員室の燈りがひとつ
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滝川昌之
穂を出せば風は無くても線路沿い手を振りながらススキが送る
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滝川昌之
銀杏の匂いで見上げる葉先には縁取る黄色ほど進む秋
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詠み人知らず
秋雨に打たれ楓の青色が 秋に染まった 夕焼けの茜
7
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石川順一
オレンジとベリーの紅茶を飲みながらどこにも行かぬ事はおかしい
14
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石川順一
食べるのはカゴ付き和栗のモンブラン少し胃弱な状態作る
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横井 信
道端に小さな花は咲いているうつむき歩く人に優しく
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千映
鰯雲ウオーキングの小休止ベンチで鱗模様の美に触れ
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千映
ごんぎつね走り回る土手彼岸花南吉の郷矢勝川かな
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