詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
滝川昌之
夏空に声かけられて肩見ればホバリングしてはかすめるトンボ
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詠み人知らず
涼しさをちりんと運ぶ風鈴に 合わせて揺れる 金魚玉の尾
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夢士
待宵の花に会わむと早朝の路を急ぎてペダル踏み行く
16
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夢士
隅田川ここはお江戸の日本橋ビルの谷間の梅雨明けの空
13
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石川順一
コンビニのビールを買えば頼まれる切手の夜にパソコン停まる
12
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葱りんと
今を咲く 花びら齧られ 破れ傘 今年の虫は 美を愛してる
7
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川島さかな
五月晴れ後部座席の歌姫とレタスを買いに街へドライブ
7
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夢士
遠雷の声聞き歩く昼下がりここまでおいで一雨おくれ
16
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石川順一
葉桜を傘にして居るその時も夏草生える川辺は涼し
21
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inosann
義母の背を見るたび想う年月に吾らの行く末おし量ってみる
20
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まあさ
せめぎあう 白、黒、灰色 雲の間の 青の彼方の あなたを想う
16
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へし切
早乙女の田面に映ゆる赤たすきひと日も君を懸けぬ日はなし
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ながさき
「求羅」と云う 生きものありて 風を食む 風が吹くたび 喜び生きる
28
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藍子
向日葵が真っ直ぐ太陽見詰めてるそんな娘に育てと願う
21
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詠み人知らず
今も未だ夜の大海守りける人は静かに廃灯登る
5
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大野 冨士子
薬罐には冷えた麦茶の夏休み 眩しい庭と 薄暗い居間
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滝川昌之
リズムよく中庭芝の 散水機 秒針代わりに聞く昼下がり
23
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inosann
医師として生涯現役つらぬいた貴方の行きかた仰ぎ見るなり
17
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コタロー
給料日まで喰ひ繫ぐ大切なお金が二册の本と變はりぬ
9
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コタロー
懷かしき昭和の頃はテレビ觀て映り惡けりやチョップで直る
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