文麿のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
つきかげにかたちとらるる影法師いざよひながらかけゆくを見ゆ
3
もっと見る
紫草
歩をとめて財布取り出し顔を上ぐ募金するひとまなじり清し
14
もっと見る
詠み人知らず
凍雲の合間に赤き明星の人に言われぬ吾の悪行
2
もっと見る
偽嫁
「婿だけど嫁の実家が心地良い」義兄さんそれは他人だからよ
10
もっと見る
桜園
しわとれます女は弱きこのことば高きクリーム買ひてしまいぬ
15
もっと見る
桜園
市販品で簡単おせちのテレビ見て豆腐と鮭缶いそいそ買いぬ
15
もっと見る
麻倉ゆえ
冷えた手で「冷凍パンチ!」首筋に無邪気に触れて笑っていたい
8
もっと見る
紗月
御祝儀のいいね!をくれてもいいんだよ 人生編集頑張ったもの
2
もっと見る
真夏
壜の中蜜に浸かって眠るから傷が癒えたら割ってください
18
もっと見る
偽嫁
秋深く鮭は居るかと橋の上自殺志願と思われそうね
7
もっと見る
偽嫁
保育園子供を橇に乗せて行く五センチヒール母の足跡
5
もっと見る
夏恋
不惑など誰も期待をしてなくて孤独に結果を出すしかなくて
6
もっと見る
もなca
吐く息も凍てつく朝にひよどりの鳴き交わす声高く響きぬ
11
もっと見る
紗月
いつの日か恋に落ちるとわかってた歌に出逢いし八歳の春
2
もっと見る
紗月
薄雪が降ってくれたら泣けるのに月は冴え冴えそれさえ拒む
3
もっと見る
はな
「コンニチハ」なんて忘れて日本語はわたしの名から教えてあげる
9
もっと見る
紗月
かじかんだゆびでぽすとをあけました はるのおしらせとどいてました
8
もっと見る
紗月
肌でさえチョコレートを得るこの時代アフリカの子よ生きていますか
7
もっと見る
ふきのとう
甘えきてわが膝にのる五歳児の重みに耐えて髪をなでやる
17
もっと見る
もなca
冬枯れの庭を彩る千両の色付いた実は鮮やかな赤
6
もっと見る
[1]
<<
117
|
118
|
119
|
120
|
121
|
122
|
123
|
124
|
125
|
126
|
127
>>
[132]