秋日好のお気に入りの歌一覧
光源氏
筑波峰の峰の白百合ゆらぎたる淋しさまさる夜の苫屋に
9
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光源氏
なびき寄る女(ひと)の姿の柔らかきあぶくの銭の消ゆる時まで
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詠み人知らず
伸びやかなアベリアに罪はないものを 逆手に折られ通行優先
6
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もなca
雨に濡れひときわ映ゆるくれなゐの色あざやかに花柘榴かな
20
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只野ハル
確執を忘れたような父と居る介護者と被介護者になり
23
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あまおう
戻りたい 分岐点など そうはない 強いてあげれば きみのとこかな
30
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詠み人知らず
コロコロと頭をふれば脳みそが転げてそうなボーとした日
10
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詠み人知らず
毎食後飲む薬には錠剤もカプセルもあるくすり三昧
12
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詠み人知らず
水田に丈の短き稲の葉が学童のよに並びて見える
20
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詠み人知らず
白さぎが水の満ちたる田に見えゆかかしのようにたたずみており
19
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詠み人知らず
自販機に入れては戻る百円は我をみるよで財布にしまう
23
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詠み人知らず
おろしたる生姜をのせてポン酢かけ大葉もうまいカツオのたたき
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詠み人知らず
若者が大地で励む世になればゆたかな国の収穫になり
21
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詠み人知らず
衛星の画像にうつる雨雲で水色になる日本列島
12
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詠み人知らず
赤色の馬力の強い耕運機爺も揺られて元気に見える
22
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詠み人知らず
破られたふすまの穴に張られしが子のいたずらもあせた画用紙
20
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詠み人知らず
幼子が乗りこなしたる一輪車しゃべることばもまたひとつ増え
22
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詠み人知らず
ルーフにはボードを載せて三台でクルマを連ね波よ恋よと
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恣翁
降り注ぐ月の水泡を掃くごとく 夜風や 蒼き闇連れ来たる
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恣翁
吾を詰り 唾をごくりと嚥みし後 冷めし紅茶を 君啜り終ふ
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