秋日好のお気に入りの歌一覧
林林
島に着く「呪われそう」と息子言う戦の爪痕感じ知る時
13
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林林
戦時中の人いきれ残る森の壕日は遮られひんやり湿る
16
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林林
海見える島の岬に砲台跡もう撃つ勿れ鳥のさえずる
20
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へし切
我思ふ故に我あり理の 空蝉の世は常なしと知る
23
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恣翁
青苔と土の匂ひに囲まれて 深山のごとく院仄暗し
18
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潮月繁樹
幾重にも人と織りなす大和歌 光の源に生き様をみる
21
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詠み人知らず
モノクロの映像に見る日本でモノを作りし人は老いたり
15
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聴雨
ゆりの園五色の波のそのもとに咲くつゆ草のあをき呟き
17
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奏
雨上がり 狭庭に沙羅の真っ白な 花咲き薫る 夏はもうすぐ
11
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光源氏
山寺の甍に飛び交ふつばくらめ鐘の響きにこゑを合はせて
24
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光源氏
風かよふ竹の小道にさはやげばささらぎ流る水ぞ聞こゆる
19
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由縁
二十年 食パン二枚にバタをぬる 仕事のような義父のランチ
17
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ももちゅう
こどもの頃木の上で見た白浜の海の沖合光の集まり
10
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詠み人知らず
もう一人女の子なら欲しいなとうちのママこそ日本の未来
19
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千映
源氏さま高貴な和歌にこの胸が高鳴りまする今日という日に
10
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松本直哉
道のべに咲くあぢさゐにたちどまる父性といふはふたしかなもの
9
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ユキ
風鈴の音をきき扇子で扇ぎつつ甚平姿でパソコンゲーム
8
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千葉 甫
陽の光り揺らめく梅の繁葉に色づき初めた実の二つほど
8
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咲草
我が庭の紫陽花白く咲きたるは移ろふ眞似も出來ぬが故か
9
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あまおう
最近じゃ 一番好きな夕映えに 通りかかった きみは逆光
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