金木犀のお気に入りの歌一覧
猫四手
ながれぼし 願いをかけるやり方を忘れた時に子供は死ぬの
4
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滝川昌之
君たちのためなら鬼の顔をして外で働き家では笑う
24
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沙久
「信頼」は砂の城みたく一瞬で波にさらわれ消え去ってゆく
30
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人三昧
凍て雲や 人を愛すは 易けれど 愛し続ける 難しきかな
14
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絮谷新
かの丘の白鶺鴒の磔刑にポンテオ・ピラトの慈愛充ちたり
13
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リクシアナ
福神は北北西の季節風 屋根の風見が向き変える夜
25
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ささふね
花匂う梢に宿る春の気は如月に立つのぞみなりけり
8
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吉野 鮎
山肌を雪積むさまに咲き盛る白梅の郷きみが産土
28
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己利善慮鬼
君は今どこかで風を編んでいるそんな気がする更衣の青
13
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まあさ
弁当に 竹輪蓮根 ビタミンi(アイ)入れた息子の 高校受験
21
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千映
ディに行く母の見送り今朝はごめん「寒いから入る」と笑顔だけ
12
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夢士
今日もまたオレンジの空に富士の影ハンドルにぎり一人楽しむ
22
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絮谷新
くるみ割り人形倒る秋の日の寢物語に散るは鈴懸
14
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虹と星
三日月の夜にかがやき尽きかける記憶が綴る星のあとがき
9
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果禾緒
ひとりではないでもひとりを溶かし居るカフェ風を避け人声背にし
4
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灰色猫
如月の茜の空よ燃え上がれ負け犬ドックを炎上させよ
16
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沙久
亡き医師が守り続けた「医療」という道に未来を「命」のために
19
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滝川昌之
乗ってけよ さりげない子の一言に 妻満面で駅まで幸せ
17
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沙久
離れゆく髪が言ったの「ほら、見える?未来が笑って手を振ってるよ」
16
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コーヤ
瓶にさす梅の蕾が開花して淡き色香で部屋浄化され
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