夢士のお気に入りの歌一覧
美津村
雷去りし日差のなかに鉄塔を組まむと人らの昇り始めぬ
6
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浅草大将
花くはし桜だよりを風に聞けば今日を名残の梅の香ぞする
6
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へし切
別れにはつれなき顔も淋しげに うしろ姿の君よ愛しき
23
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あまおう
信号のふたつ向こうはもう春で きみも桜も咲いてる気配
24
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へし切
わらはべの戯るごとく黄水仙 風と楽しげ ゆらゆら ゆれて
22
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南美帆
駆けてきた「ムスカリ見つけた」差し出した娘の髪に春の香りす
12
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月虹
夜が明ける星に生まれて青空に伸びゆく枝葉の端くれとなる
63
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成瀬山水
あでやかな桜吹雪を身に受けてひとり歩かむ未来の四季を
11
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香月
さ夜ふけてそくへに居まし妹見つめ丹のほの面はついぞ咲みにし
5
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恵
淋しくて涙止まらぬ夜もありて歌にときめく夜もまたありて
31
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芳立
はるがすみ立つ音きけばまだ見えぬさくらの色に目も染まるころ
5
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詠み人知らず
寒き地のばんえいの馬息荒く力自慢の村男のごと
8
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都詩
関節の模型見せつつ説明をくるる手術医その細き指
12
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都詩
帰省時に初めて頼みし車椅子に押されて向かう空港ゲートへ
10
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由縁
春好きで正直者のかたばみが われもわれもと顔を出す庭
11
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詠み人知らず
重過ぎた雲の裂け目に青空が 笑顔のように溢れてきたよ
19
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灰色猫
一羽では 寂しかろうと もう一羽 こしらえ並べる 雪うさぎ
53
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秋日好
こまどりは何してるのと訊き夫は金魚を買いに行くぞと待ってる
9
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詠み人知らず
ふぞろいのこんぺいとうが懐かしく色はちがえど味は同じぞ
9
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ながさき
個人への 崇拝ではなく 「法則」が 宇宙の根本 「妙法」なりと
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