夢士のお気に入りの歌一覧
風花
小さき灯提げ人力車ひた走る大通りの中車に紛れ
9
もっと見る
河のほとり
桜花雲居と見ゆる野の道は旅の果てをや空にさだめむ
12
もっと見る
風花
夜桜の満開なるや妖艶な色を静かな闇に浮かべて
19
もっと見る
風花
竹林の青々光るその先に葉に囲まれた九夜月光る
18
もっと見る
あまおう
本当は誉めて頂きたいことも 朝飯前の顔して捌ける
14
もっと見る
成瀬山水
たい焼きを持って泳がす幼子の手の緩やかな握りなりけり
6
もっと見る
林林
おばあちゃんという言葉が禁忌らしおじいちゃんちに遊びに行く子ら
12
もっと見る
もなca
病院へ母を連れてく春の午後うつろふことは少し哀しき
19
もっと見る
もなca
今年もまた母とさくらを見上げてるゆっくりあるく病院帰り
18
もっと見る
秋日好
梅七年、種から届きし青空は故郷離れた甲斐のありやと
16
もっと見る
片井俊二
公園の枝垂桜と菜の花がゆく春競う青き空まで
5
もっと見る
詠み人知らず
ばつばつと傘打つ雨の玉が見え 百円なりの 楽しみがある
19
もっと見る
月虹
歌会に名歌秀歌の揃い踏み春野の風の贈り物かな
26
もっと見る
都詩
手術日の午後に始まるリハビリにそろりそろりと脚を下ろせり
18
もっと見る
都詩
指示されし殺菌ソープで身を清め未明の道を手術に向かいぬ
11
もっと見る
由縁
大池は木々緑濃く奥深く 私有地なれど守り人集う
3
もっと見る
詠み人知らず
桜には咲くときを知るさがのありされど花冷え散りゆくことも
5
もっと見る
詠み人知らず
桜好き 桜並木を二人して眺める季節が又やって来た
5
もっと見る
詠み人知らず
春うらら鼻唄まじり自転車を漕ぐおじさんの空は明るい
19
もっと見る
恣翁
草臥れて 身を放るがに腰下ろし 卓の麦酒を一息に飲む
21
もっと見る
[1]
<<
1200
|
1201
|
1202
|
1203
|
1204
|
1205
|
1206
|
1207
|
1208
|
1209
|
1210
>>
[1488]