夢士のお気に入りの歌一覧
へし切
何ど花の盛りを惜しむけだしくもこの春だにも風や凪ぐらむ
20
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林林
土掘りて朮芋虫団子虫蚯蚓も素手で蛙にやる子ら
12
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あまおう
花よりも きみをいっぱい みています こぼれんばかりの桜の園で
23
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秋日好
出ていくと雨が降っても戻らない野良着の妻の泥どろ加減
12
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あまおう
先駆けて散り始めにもなりそうな 今日の貴女のつれない言葉
20
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詠み人知らず
行き暮れて知らぬ山路に迷ふとも霞の奥の花を尋ねむ
13
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成瀬山水
いつからか眠る時間が長くなり今日もひっそり世界を閉じる
11
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芳立
ひと枝のさくらを折らばやほよろづのうたを手向けよ外つ国のひと
11
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浅草大将
春の日のかすかに立てるかげろふに妹ぞ思ほゆ袖をふる里
10
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詠み人知らず
美しい心と優しいまなざしで萎れし花に水あたう人
17
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詠み人知らず
恋しくは来たれ吾妹子九段なる桜の枝に咲きて迎へむ
5
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恣翁
夜桜に賑はふ上野公園の 冷たき夜気ぞ 肌を舐めける
16
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みなま
今年また蹴上岡崎疏水端天窓開けて桜並木あおぐ
12
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香月
宵闇に浮かび翳りし夜桜に面影漂ふ妹し思へば
9
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詠み人知らず
月と花 川面に流る街の灯に 乗って飛びたい 懐かしい春
20
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詠み人知らず
花筵敷ける山路に旅寝して霞の衣たちや重ねむ
6
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へし切
惜しむれば散りてぞ後の花いかだ名残を人の胸にとどめて
25
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へし切
華やげどこころの空に花の雲咲き染むうちは晴れじと思ふ
23
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半格斎
いと愛し金魚草かな房州の春をゐただき包み解かむ
18
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風花
書店にて季寄せ手にする同じ本所持する母は近くて遠し
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