夢士のお気に入りの歌一覧
月虹
風も無く微かな水球の重さだけ桜を愛でるように春雨
97
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ながさき
眼前の 霞も雲も 押しのけて 一直線に 前進あるのみ
18
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恣翁
清明の青雲の下 柴山は 白き馬酔木の挿頭付けけり
20
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すばる
クラス替え緊張すると言う子らに大丈夫よと微笑みかける
17
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月虹
舞い上がる桜前線 温もりを今すぐ君に届けてください
27
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矢車菊
春風のようなこころにふれたとき振り向けば会える、そんな気がした
12
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半格斎
揚げたてのひろがる苦さやふきのとう 春が五体をかけめぐりゆく
13
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芳立
花と咲く薄くれなゐのをみなごは夜の雨にぞ色濃かきける
6
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風花
トラブルが度重なった年度明け助けを借りて長き日終える
15
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詠み人知らず
週末は 早 花散らしの 雨予報 短い逢瀬 さよなら桜
6
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へし切
生くことにはや草臥れて一休み 道草も良き 老いを愛しむ
16
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栞
春が来る度にあなたと見上げてた桜の下をひとりで歩く
8
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浅草大将
それもまたよし野の春とたづねゆく花の奥なる雪の花みち
8
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詠み人知らず
四十七 あっという間の歳月に歌詠む喜び一つ知りたる
7
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恣翁
願はくは 君の心の宴に非で 流亡の屋を照らさむことを
18
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詠み人知らず
寂しげな吾を慰めるかのような頷きゆれる水仙愛し
17
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西村 由佳里
びこぼこと桜咲きおり新人のスーツ、ネクタイぴかぴかの眉
5
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浅草大将
花咲けば寄する嵐を聞くだにももののあはれの夕暮れの空
11
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すばる
発熱の子供の額触れながら入れ替われたらと強く願う夜
21
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成瀬山水
飼いならし夕には籠に帰る鳥ガラスのような瞳になみだ
5
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