藍子のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
焚きもせず漬てもせで 身を清めては 夏の夜とて 風受け寝たり
17
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詠み人知らず
舟揺する 艶めかしき娘の 流し目に 春情芽生ふる 行客たるかな
15
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詠み人知らず
ふくらみゆ 広ごる涼ぞ心地よき 暑さ凌ぎに一役買ふべし
12
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詠み人知らず
地下鉄が屋根より上を走るのは 東京メトロ丸の内線
12
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詠み人知らず
君思へば真夏の板チョコのごとくに 正体なくし蕩ける心
19
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大野 冨士子
右腕に北斗七星あかい点 気温下がれば ダニもよろこぶ
59
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灰色猫
孤独という蝋燭ひとつのゆらめきが星を動かす力であること
26
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灰色猫
この赤い車椅子の名はフェニックス外科病棟じゃ無敵なんだぜ
23
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灰色猫
かーちゃん痛いかーちゃん痛いと真夜中に痰を吸われる翁は嘆き
19
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灰色猫
さらわれて魔女におなかを割かれたの言葉の点滴打たれているの
19
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吉野 鮎
明け初める朝の主役を蝉時雨讓りわたすや集く蟲音に
11
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吉野 鮎
樹樹茂る陰の冷氣と瀧壺の蒼に落ちくる白き水音
8
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吉野 鮎
緑陰の冷氣と妖氣充つ邊り瀧落つ音に響くひぐらし
23
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吉野 鮎
瀧壺に白布落ちくるさまの瀧邊り冷氣にかなかなの聲
16
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ラベンダー
お盆の夜 絢爛花火 余韻の音 御魂見送る 夏を背にして
16
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ラベンダー
艶やかに 輝く稲穂 暑き日も 秋のさざ波 受け季になびく
20
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吉野 鮎
明けやらぬ空に日雀の鳴きかはし季の移らふを蟲集く音にきく
13
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詠み人知らず
甘き香の 円かで可愛ゆき密桃も 頬ずりすれば産毛ちくちく
15
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詠み人知らず
泣いたのね 話してごらん隠さずに 玉ねぎスープが卓に上れば
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詠み人知らず
あーんして バニラアイスを近づけて入れるとみせて 食べちゃう エヘヘ
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