凌霄花のお気に入りの歌一覧
横井 信
対岸に若い桜の花開く春の小川に釣り糸垂らす
14
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茂作
春の宵遺す言葉を書き足さん 供への酒は劍菱がよい
21
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へし切
マスク解く もどる笑顔と涙かな 別れ 旅立ち 卒業の日に
19
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ななかまど
空を飛ぶ鳥に差しだす止まり木の生けるものへと施す右手
20
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さいおん
炎 萌春部 茜刺 長此日 率漕出菜
16
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へし切
世の中に争ふ国のなくもがな 願ひもよそに増さる武器
11
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横井 信
花冷えの冷たい雨のテレワークなんだか今日は進まぬ仕事
12
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茂作
きぬざやの花咲き初めて蝶々の みえつかくれつ交じりて遊ぶ
17
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へし切
雨にぬれ 瑠璃の色濃き犬ふぐり その名し負ふもけなげに咲けり
17
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ななかまど
好むのは妻はこし餡舌ざわりわれは粒餡あずきの歯ごたえ
13
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滝川昌之
微炭酸ほどの刺激の花風にスプリングコート出会い招けよ
17
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杜鵑草
汝よいざ旅に出るべし射干玉の夢の骸を弔ふ旅へ
7
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ななかまど
気にするな花粉の海を泳ぐとき迷うことなくマスクに頼る
14
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横井 信
三月も半ばを過ぎてテレビからそっと流れる開花の便り
12
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杜鵑草
盛りとて呻吟ひそ鳴きそ戀ふる猫 涙にくるる我な笑ひそ
11
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茂作
人棲まぬ家にも春の訪れて 辛夷の花は咲きて散りけり
20
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へし切
菜の花の 群れ咲く原に紋黄蝶 色も共なる 春はのどけし
18
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滝川昌之
咲き出した桜がチアを務めれば東京ドームの侍も咲く
16
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ななかまど
春のひかり芽吹くものらに優しくてイヌノフグリのめぐり明るし
16
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横井 信
まっすぐにひかりを浴びて街路樹の枝はのびてく春の青空
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