詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
灰色猫
生きたいと願う心と死にたいと願う心を抱える旅です
21
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灰色猫
永らえぬ花の命を生きてゆく刹那であっても誰か潤し
23
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石川順一
トイレにも風呂にもバッハが出没しクローバーや天道虫のマット
18
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半格斎
秋の陽の櫨の葉色や入り日色 たとえて愛し詠む人のあり
24
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藍子
失恋を乗り越えここまでやってきた惑わせるなよ秋の夜の風
16
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へし切
人は花 儚き故に愛おしみ 刹那に咲いて刹那を生きる
30
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へし切
仕方なく孤食する児に笑顔なく親は親とてまた仕方なく
18
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石川順一
カーソルが動かなくなるパソコンの画面が凍る零時前かな
17
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へし切
すすき野をすずろ歩けば秋の空ぬける碧きに浮かぶ言の葉
26
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石川順一
クリームとホイップの味マロンかな昼餉はチャーハンナスやエビなど
15
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ラベンダー
歳かなと 涙の脆さ 照れる君 目立ってきたねと 白髪を撫でる
25
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ながさき
晴ればれと 秋天一碧 心地よき 涼風そよぎ 若竹なびく
25
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滝川昌之
「この雨で季節は進む」と予報士が センチな言葉で秋を深める
25
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詠み人知らず
障りなき生などなきに 闘いに負けてはならじ 夜は明くべし
16
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詠み人知らず
銀も 燻した銀の色となり ときめき失せし ピンクの銭亀
19
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吉野 鮎
どつぷりと浸かつた十代太宰治の女人不信と流麗と媚藥
17
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吉野 鮎
無意識に不正直なる性いきるわたくし女を正直に生きる
24
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半格斎
久々に荒城の月を奏でるも 動かぬ小指かなしとぞ想う
18
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inosann
「死にたいと思いつ通う」と言いし人の記憶をたどる病院の中
21
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ながさき
地獄にも 仏は居るし 仏にも 地獄はあると 仏典は説く
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