ともゆきのお気に入りの歌一覧
秋日好
大猫は雨の温室丸まって煩くするなと訝しげに見る
20
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まあさ
前半戦 振り返りつつ 半年で 達成できた ことを数える
20
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野々花
相聞歌送り合いたる男性もなくひとり数える姫沙羅の花
28
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蜻
君のわらう薄桃の頬を思ほえば口元ほころぶ 流しに立つ朝
11
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蜻
黄緑のソファーに座る君の腹ひざまづいては顔を埋めゆく
7
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あゆか
重いけど偉人辞典を見てごらん発達しょうがいの具体例
11
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律月
紫陽花の 色褪せに褪せ 夏恐れ空梅雨の空に また雨を乞ふ
10
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律月
雨音に まじる鳥の音 明けの口時計も捨てつ 微睡むなかれ
7
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吉野 鮎
よみかへす歌の種種愛しけれ浦のわを吹く風待つよしもなし
12
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吉野 鮎
きみを待つ想ひとどかぬ水無月の降りつぐ雨夜を鳴く不如歸
24
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吉野 鮎
嬰兒の生れし水無月盡の夜を雷鳴轟く祝砲のごと
15
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君丸
最後には ごめんなさいの言葉だけ ありがとうには遠く及ばず
14
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たな
鼓膜くすぐる君の声がするからもう音楽は要らなくなった
7
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林林
痛み止め次飲めるまで六時間気の持ちようで何とかなるか?
18
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林林
胡瓜蔓迷わぬように導いてその三本が育ち頂く
19
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秋日好
五グラムの硫酸鉄が一鉢の紫陽花の色青く変えると
24
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inosann
定まらぬ押しては引いてく雨足に浮沈な人生重ねている朝
24
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秋日好
キヨスクの文庫本手に躊躇えば「どいてくれる?」と週刊誌の男性
17
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詠み人知らず
泣き疲れ眠ったらしい きみの頬 涙の跡が胸締めつける
20
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詠み人知らず
ぶくぶくと 口濯ぐとも水出ず 喜ぼしきかな ベル麻痺記念日
13
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