くららのお気に入りの歌一覧
河のほとり
人の世のかなしきこともへだてましわれ大空の風となりせば
16
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夢士
秋立ちて葛の花咲く野辺のみち草木のみ知る秋の訪れ
20
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たけくらべ
過ぎし日を思ひ出づらむ別れ路に今日の霖は涙なりけり
13
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へし切
木の下に蝉の骸を見つめては今鳴く声を愛しむ夏の日
24
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河のほとり
はるばると雲をぞ慕ふひとり行く道の空にも友と見ながら
13
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リクシアナ
心して雨にとびこむ八朔の軒端にとおい雷鳴をきく
25
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麻
蝉しぐれ忙しき木々の絶え間よりまだき行き交ふ秋雲のそら
20
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恣翁
心太 涼みの水ゆ打ち出でて 細き澪筋 酢に浮かれたり
18
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千映
そよそよと時折秋かと思わせる風頬なでて一息つける
13
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たけくらべ
牡丹より松葉柳と燃へ盛り散り菊落つる線香花火
17
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コーヤ
野に出でて出会いし花との語らいは変わらぬ朝を喜びに変え
21
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河のほとり
行く船の果てはいづこと白波の跡ものこらぬ海のかなしさ
16
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千映
三発の花火で知らす町内の祭りの手伝いイザ出陣
10
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たけくらべ
陽炎のもゆる彼方に去る人を夢まぼろしと思ふ夏の日
18
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へし切
梅雨明けて今日も沖より白南風の吹き来る空に雲わき立ちぬ
20
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リクシアナ
ひと夏のかぎりの花を敷きつめて美瑛の丘にけむる霧雨
24
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詠み人知らず
今朝鳴いた蝉が夕日の沈むころ骸となりぬ短き夏よ
18
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たけくらべ
梅雨明けて夏来たるらし地鏡の揺るる恋路は夢と消ゆらむ
16
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人三昧
扇風機 つれないような 素振りにて カラカラカラと 温き風吐く
6
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めだか
掛け違うボタン一つが直せずに別れた貴女の夢をまた見る
6
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