竹本未來のお気に入りの歌一覧
只野ハル
蒼いボディの特別な流星駆る君のピットボードにLOVEと書く
3
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只野ハル
偏った少ない語彙を掻き集め似たように詠む似たような歌
4
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只野ハル
周回遅れだけどスタンドの前蒼い流星に抜かれに行く
2
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きりあ
そちらで降っていた雨がこちらに届き傘の花を咲かせています
5
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きりあ
彼の月を取ってほしいと言うひとのうなじに触れつつ黙したままで
3
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ムラサキセロリ
絶え間なく動く地球の代わりに僕が休んでいます日曜日
4
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ムラサキセロリ
できそこないのむしみたいななりをして自分の意思じゃ動けぬ糸くず
9
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ムラサキセロリ
割れてても割れてなくてもスヌーピーは皿の中で笑ってたんだ
24
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キタハラ
親指できみを呼び出す狡さから抜け出せぬまま二十四歳
9
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キタハラ
あなたには失望した、とくり返しつぶやいている母の口紅
7
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キタハラ
こんなにもさみしいなんてクレームのひとつやふたつ言いたくもなる
10
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キタハラ
歩いてくてくてくてくてく歩いてく絶望行進曲のテンポで
8
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ななひと
それは死ですらない。伸び上がる怠惰。速度の交わり。そいつはゆらゆら歩く。
9
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ななひと
カマンベールに指を突っ込む。秒針の鋭利に欲情する乙女よ。
5
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ななひと
夢に降り注ぐホーホケキョの群れが責め立てるガイガーカウンターだらけの街。
5
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ななひと
その娘は疎外感を売るんである。大量飼育され側転ばかりうまくなったんである。
8
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ななひと
残像だらけである。世の中は窮屈である。息をするたびわたくしは無限にふえる。
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詠み人知らず
水を切り進む船路に浪飛沫 散る白珠は既に想いで
10
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只野ハル
幾度も同じ思いを歌に詠む閉じた心がうずくまっている
4
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浅草大将
日々旅に旅を棲家の夢を見て今日も廻るか環状線は
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