たけくらべのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
冬晴れと子たちに元氣貰ふ朝登校兒たちに思はず手を振り
16
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詠み人知らず
文章に眞意を讀み取る古日記の出會ひの時の忘れられずに
19
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詠み人知らず
沸点の泡立ち静かに待ちているわれはほのかに素直になるか
24
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炭酸水
冬至すぎ使い回しの柚子三つ湯船に浮かべ顔近づける
20
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まあさ
サンタさん世界の子どもに贈ってね 夢と希望と平和な暮らし
20
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夢士
チロリンとメール着信朝が来しただ「おはよう」と八歳の孫
22
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詠み人知らず
行ってきた気になっていたラーメン屋 ぁあチョー不幸 気落ちした肩
17
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まあさ
今日からは第2ステップ やわらかな春の陽の中 夫転院す
20
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まあさ
看護師の「戻って来たらだめですよ」声に押されて病棟を出る
35
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まあさ
転院は桜咲く頃 裏切られ 病状悪化 桜が終わる
15
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inosann
焼ける町映して真っ赤に海燃える老婦の話す空襲の記憶
23
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千映
パン食にさんま味醂干し喜んで食む母の顔今朝も元気だ
17
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恣翁
庭梅の咲き揃はざる 寒き枝に 心を残し 疲驢の背に乗る
23
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灰色猫
空に書くアスファルトに書く雨に書く相合傘が涙にならぬよう
17
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灰色猫
声張って君に届けばその音は僕らをつなぐメロディーになる
17
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灰色猫
凪いだ海心の静寂に波を立て流星のごと落ちる海鳥
19
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灰色猫
壊れゆく僕の心はいつだって君を求めて旅をしている
18
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藍子
ベランダで煙草を吸うも寒さ故煙か息か白さ分からず
13
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藍子
プレゼント選ぶ娘の付き合いは一日半です優柔不断
14
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藍子
木枯らしが吹き上げるのは去る秋の忘れ物かな枯れ葉舞い散る
13
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