野々花のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
臥しながら 居心地の悪さ隠すがに 背中合はせに頁捲りつ
17
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詠み人知らず
会話なく ひとつ捲るに吾が三つ 不思議なリズムで時は流れぬ
19
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詠み人知らず
低周波 気持ちいいのか悪いのか 最高出力 字が書きにくい
14
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沙久
依存せず押し付けもせずひっそりと日陰で揺らぐ草木になろう
23
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詠み人知らず
七夕の月あかりのみで文を読むいにしえ人を偲ぶ文月
32
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へし切
恋ひ死せばのちの煙と消ぬべきも魂のありかは吾が胸の中
26
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愚と楽
そうなんよ。分かっちゃいるよホントにね モトはボタンのただ掛け違い
13
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愚と楽
時を経てあともどりには遠すぎる どこかいつかの岐れみちまで
14
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愚と楽
またいつかサラの気持ちで出会えたら もう一度君を選ぶ気がする
17
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秋日好
キヨスクの文庫本手に躊躇えば「どいてくれる?」と週刊誌の男性
17
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詠み人知らず
つま先を 波の水泡がくすぐりて 潮風に髪遊ばする 暮れ
18
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詠み人知らず
泣き疲れ眠ったらしい きみの頬 涙の跡が胸締めつける
20
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芳立
南よりさみだれ雲のながれうつる水田ながめて白鷺の立つ
7
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関山里桜
あか抜けたこなれ女子にはなり切れずポニーテールをポニテと呼べない
9
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吉野 鮎
きみを待つ想ひとどかぬ水無月の降りつぐ雨夜を鳴く不如歸
24
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秋日好
五グラムの硫酸鉄が一鉢の紫陽花の色青く変えると
24
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inosann
定まらぬ押しては引いてく雨足に浮沈な人生重ねている朝
24
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只野ハル
流行るかも知れない駄洒落は立っちタイプとスタンディングオペレーション
13
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沙久
ひとりでもそうじゃなくても寂しいと言ってしまえよあの青空に
23
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只野ハル
私の胸の内に降る涙になぜ君だけが気付いたのだろう
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