桐生賄のお気に入りの歌一覧
新座の迷い人
妻帰宅 傍で飲む酒 嬉しくて 此の侭共に 暮らせれば嬉し
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藤久崇
人はみな ただの糞なり 穢れては この世の畠の 肥やしともなれ
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コーヤ
限りある 時美しく 沙羅の花 笑ったままで 闇に散りゆき
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コーヤ
愛らしく 清楚に咲いた 沙羅の花 限りて散るも 白き微笑み
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石川順一
ウェーコの恐怖で焼かれる黒人を眺める人等に宿る真実
10
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石川順一
刈られたる草見て憂ふ今秋は露草咲くかと不安先立つ
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灰色猫
たそがれの音符をひとつ握りしめスティングレイに叩きつける夜
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灰色猫
大陸に生まれなかった僕たちは燃えるカヌーに郷愁を見る
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灰色猫
教室へ吹き込む風が揺らしてるカーテンのなか秘密の逢瀬
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灰色猫
アラビアの砂丘の頂上祈りつつ雨が振るのを待つような恋
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藍子
長年の付き合いとなる夫婦には空気みたいな存在が良い
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藍子
何かある度に心配してくれる友を大事に生きて行きたい
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藍子
花束にするなら黄色いフリージア華やかさ増すかすみ草入れ
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千映
雨上がり足取られても懸命に走る孫娘の胸が気になる
10
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藍子
たくさんの恋を経験したけれど無駄なんて無い全てが糧に
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詠み人知らず
愛しとて 月やは影を落さるる 誰にも等しう 降る慈光かな
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詠み人知らず
読まるれど 書けぬ漢字の増えにけり 利器こなさなば 放つ学修
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詠み人知らず
水鉢に浮べて 涼しと人の言う ドクダミ忌むも 裏庭に生ふ
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詠み人知らず
頭頂の 部分カツラが股間へと 覚めたおじさま お気の毒さま
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詠み人知らず
たちまちに 頭に靄のかかるがに 無心とならむ 抱きしめらるれば
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