守乃みさと.のお気に入りの歌一覧
ゆりこ
ぼくたちはずっと友だち青空はとおくの空へつづいてるんだ
14
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ゆりこ
放課後の校庭時間いっぱいに駆けまわる子らの影がひとつに
14
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ゆりこ
うららかな陽射しにかざす左手と恋の欠片をあつめた右手
14
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ゆりこ
ぼくにだけそっとおしえて遠視って空がとおくに見えるんだろう
15
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律子
黙ってて 質問しないで 胎内のような気分で沈みたいだけ
5
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鰹鯨
我が儘で得する事は何もない 悲鳴が一つ何事もなく
7
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三日月
滑り出す車内は気まずく窓放つ 三つ先まで信号は赤
16
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三日月
明日の小雨予報に心湧く 遣らずの雨の君留める妙
14
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三日月
雲ひとつ無き空仰ぎ君に問ふ 我のこごりを知るや知らずや
12
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三日月
秋桜 いかで見ばやと思ひつつ 三冬のいずれに残るらん
11
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三日月
巣立つ孫 見送る横顔 かの春に 私にみせた愛情おなじ
15
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赤俊雄
知らぬうちわが身を覆う絡繰の糸を断ち切る鋏はどこに
8
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赤俊雄
縺れあう刻と刻とをひき剥がす理知なる野蛮な刃に抗え
5
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赤俊雄
草食の獣の頬を伝いゆく狡智に染まるひとすじの露
5
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赤俊雄
薄月の優しい視線に身を晒し渋る蕾がほどかれる夜
14
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赤俊雄
ありふれた別れの儀式と冷めていたはずであるのになぜか涙が
14
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赤俊雄
二輪車のバックミラーが掠め取る梅雨のやすみの天の切れ端
22
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けら
おぼろ月 優しく甘く哀しくて 午前零時に咲いている花
6
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けら
空の色海とあの日の波の色 忘れな草の小さな花の
12
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けら
見上げれば今年も咲くや木の花の 桜吹雪に笑む石の姫
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