富鴨のお気に入りの歌一覧
ハナアルキ
押すだけで悲鳴が上がるボタンには笑い声も混ざって消える
2
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詠み人知らず
別段に人恋しくはないけれど もう一杯で 崩れるかもね
20
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詠み人知らず
病的な休息欲を包み込む白いカーテン越えられぬ 雨
10
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緑里
欠け落ちたココロの角を丸くする秘密道具はない?ドラえもん
7
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みつ
思うまま好きな言葉を連ねては満たされているあどけない自慰
7
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みつ
星の名の代わりに君の横顔を 覚え続けるプラネタリウム
9
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白黎
赤止まれ黄色よく見て青進め 恋は悲しく光ってよいか
6
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白黎
毎日を息を吸っては吐くという自然に満足できなくてヒト
6
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白黎
iという虚数の生んだノーフィクション ふたりぼっちでかけてマイナス
7
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まつり
人がみな海へと還る終末に世界は色を失ってゆく
6
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まつり
永久で在りたいという憧憬をプレパラートに閉じ込めておく
8
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水海はるこ
こどもって辛いねと言う子はいないちっぽけな町この世のすべて
4
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水海はるこ
「翌日に死んでも保証は致しかねます」店員の平坦な声
4
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恣翁
無造作に積まれし土管 人間を一呑みにすがに 口開けてあり
19
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コーヤ
秋晴れの湖岸の木々は燃え盛り濃きも淡きも並びうつろい
15
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日向猫
軽々と宇宙の色を宿すものピンセットの先雲母の薄片
30
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中本一郎
捨てられていたエロ本は塀を越え校庭脇に舞い降りる愛
2
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灼熱
連休のフードコートで席取れぬ君をやっぱり好きだと思う
5
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灼熱
優しいと君は言うけど本当に優しかったらここにはいない
3
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灼熱
絶対に言えないことがまたひとつプールに映る雲は立体
6
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