澄舟のお気に入りの歌一覧
沙久
たじろがず斬り込んで行く前線で「ワーキングプア」と指差されても
26
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灰色猫
美しい春を待ちわぶ筆跡で歌詠いは手帖と向き合う
22
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Chico
消えたかと思へばまたも現れて UMAってホラ 雨後の・・・ つちのこ?
12
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詠伝
談笑の合間に不意に目視した友人の眼の見知らぬ瞳
6
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沙久
僕の言う青と君の目をとらえる青のカタチはわかり合えずに
18
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松本直哉
敬語もてはなしかけくる子と歩く春の夕べの距離のたのしも
14
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滝川昌之
卒業で 先生・生徒はノーサイド 互い讃えて思い出とする
19
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美津村
汚れし足をバケツに浸して洗ひつつ明日の早出を頼まれてをり
11
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美津村
前照灯の光に頼らず見えるまで夜明けてくれば速度をあげる
8
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夢士
旅に在り出会ひしラベル「遊天」や地酒を愛す棟方志功
16
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まあさ
迷いなど 微塵もないと いうように 冷たい風を きってゆく鳥
28
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万陽
ベランダで 弥生の風に たなびいて軽やかに舞う 洗濯物なり
16
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滝川昌之
東風吹いて放置していた妻の手を荒れは癒えたか引き寄せて見る
18
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美津村
遮断されトラック停めゐる踏切に黄砂に暈もつ月浮かびをり
11
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美津村
手送りでトラックに煉瓦を積む倉庫奥よりしきりに黴匂ひくる
9
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美津村
トタン屋根を落葉吹かるる音の下居残りて煉瓦に縄をかけゐる
12
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九條千鶴
しゅわしゅわと流れおちる滝壺にラムネの瓶を差し出す子供
9
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恣翁
堅き土 割りて出でたる蕗の薹 コロポックルは 未だ醒めねども
23
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夢士
冬越して咲き出づ菜花摘み採りて夕餉の膳に彩り添えむ
26
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美津村
暮れ残る伊吹の上を越えてゆく戦闘機鋭く夕光反す
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