水ノ衣のお気に入りの歌一覧
南美帆
夜の風ふわりカーテンふくらませ秋が来たねと娘つぶやく
9
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灰色猫
弔いの 花束いつも 揺れている 徒歩一分の コンビニの角
18
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灰色猫
吉凶を占うために海亀の甲羅を焼いて天に伺う
6
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灰色猫
哀しみを 綺麗な波紋に 変えたくて コバルトブルーの 海を泳いだ
19
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灰色猫
なにゆえに 歌を歌うか 今一度 桜に触れて 問いかけてみる
14
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河のほとり
行く道もしばし忘れむ野中なる一もとの木の陰をすずしみ
13
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みやこうまし
十年の残生あるや歌詠みて 斉藤史の跡を踏みたし
14
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大埜真巫子.
風が鳴る 秋に吹く風 やわらいだ 憂いを抱いて 遠くまで吹く
14
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大埜真巫子.
返事する 見えない声に 明らかに誰かの呼び声 優しい響き
13
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詠み人知らず
可愛いと言われたことは無いけれど強い人だと言われ切ない
11
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大埜真巫子.
世界には 偉人が沢山いるけれど 小さな自分は 唯一の人
13
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河のほとり
想ふことは越えゆく峰の数にしてこころは空のはるかなる雲
13
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詠み人知らず
ふと逸らし腕時計を気にするから袖を伝ってすり寄るあの子
2
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へし切
行く夏の風よやさしく吹きわたれひぐらしの声掻き消さぬよに
20
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美津村
點滴の甘酸ゆき匂ひこもる部屋小暗く寒く雨に暮れゆく
7
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美津村
心ふさぎ勤めて歸りし夕べにてまつはる幼をうとみてゐたり
6
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恣翁
破れ家に夕月入りて 蜘蛛の網を払ひて垂るる幾筋ぞ照る
18
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へし切
医者といへ救へぬ命のあると知る成す術なくば望まぬ延命
22
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大埜真巫子.
運悪い蝶が毒牙にかかったの 気にすることなく 羽ばたいて
13
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大埜真巫子.
ほそい雨 ほそい縁でも 繋がったことに何らか 学びがある筈
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