潮月繁樹のお気に入りの歌一覧
黒
もう少し薄く化粧をしたらいい窓に映ったあなたが綺麗
13
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黒
打ちあがる光弾の声高らかに 隠れて触れた口唇に夏
8
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本能寺
今は亡き 父の部屋にて見つけたる カビたアルバム セピア色の祖父
23
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詠み人知らず
賢人は虫に魂あると云う 質問します ピン刺しちゃ駄目?
9
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詠み人知らず
在りし日の母が惚気し父のこと吾にはそんな思い出も無く
19
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小林竜太
一房の葡萄であればもぐものを君のうなじに透ける静脈
4
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新座の迷い人
この猛暑 立秋来ても 未だ暑い老いたる身には 耐え難きかな
8
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新座の迷い人
御盆入り 涼風立ちて 楽になり蝉の鳴き声 聴こえぬもせぬかな
6
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新座の迷い人
窓の外 満月覗き 言いたげに妻の安否を 問いかけるかな
8
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新座の迷い人
パソコンの トラブル治し 嬉しやな風呂に入りて 旨酒飲むかな
8
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新座の迷い人
念力で 妻の病を 治したや念力なき身 悲し事かな
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新座の迷い人
終戦日 思い出すのは 父母の事敗戦の為 自決をするかな
9
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野々花
髪を洗う指の隙間を無防備な夜の憂鬱がすり抜けてゆく
9
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野々花
枯れてなお色を留めし紫陽花に重ねた嘘が妙に切ない
10
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野々花
独り言呟くように降る雨が心に重い休日の朝
17
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更紗
柔肌に残りし指の感覚に熱い吐息をこぼす唇
8
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更紗
空の青 海の青へと続く道 古いフィルム 追憶の夏
5
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更紗
ようやくの夏の日差しに蝉たちの声も高鳴る 梅雨明けの午後
12
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更紗
新しき生命のごとく言霊を孕んだ歌は自ず輝く
10
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更紗
道ならぬ 恋に終わりを告げた朝 窓を開ければ一陣の風
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