桜田 武のお気に入りの歌一覧
ながさき
雪山に 寒苦鳥てふ 鳥ありき 寒さに責められ 夜ごと苦しむ
13
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バジル
盂蘭盆会ホオズキの朱飾られて色付いてゆく深き古里
20
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バジル
ハンディファンに髪なびかせて街を行く君が真夏のジャンヌ・ダルクだ
12
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滝川昌之
弦楽の秋の虫らが新しい弦の具合を視る細月夜
11
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ながさき
科学者は 異常気象を 警戒す 「今の地球は 未知の領域」
13
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ながさき
「温暖化」過ぎ去り 今は「沸騰期」 国連総長 警鐘鳴らす
14
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ながさき
部分的 核戦争が 引き起こす 二十二憶の 死者の想定
13
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ななかまど
店先に紅葉模様の缶麦酒ことしの秋をのど欲しおり
13
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横井 信
まだ何か出来るはずだとベランダの物干し竿に揺れるティーシャツ
11
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横井 信
伸び過ぎた庭木の枝を切っていく夏の終わりにこぼれるひかり
12
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Chico
影ふふみ 獲るべき象覺めたればキリン戻りき 朝の牢屋
8
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灰色猫
七色の色水しぼり短冊に染めた願いはまだ淡いまま
10
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灰色猫
朝顔を育むきみが眩しくて宇宙は今日も美しいはず
13
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Chico
貸りて來しNoteに貼らるる附箋紙が不意に呉れたる投げKissのごと
14
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林林
戦地より名入りの万年筆のみが戻りてそれが僕のじいちゃん
13
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林林
すいと飛ぶ蜻蛉を追いて見上げれば涙のしずく抱きしめた空
14
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へし切
鉛筆が一本あれば僕は書く 「核はいらない 戦争は嫌だ」と
14
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へし切
今死んで悔いはないけどもう少しやっぱり生きていたいと 思う日
12
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ななかまど
大風に揺すり揺られて風見鶏身をまかすしかなき日もあらん
16
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ななかまど
立秋や油蝉から茅蜩へ夏惜しみつつ涼風と聴く
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